敏感であること自体は変えられない
神経の分布の密度は個人差で、これを下げることはできません。ですから「鈍くする」方向で考えるのではなく、届く刺激の量を減らす方向で調整します。同じ触れ方でも、条件を変えれば入ってくる量は大きく変わります。
刺激の量を減らす4つの方法
01面を広くする
指先1点で触れると刺激が集中します。手のひら全体や指の腹を広く当てると、同じ強さでも鋭さが減ります。乳頭の先端を避け、乳輪ごと覆うように触れるのが基本です。
02摩擦を減らす
乾いた指でこすられると痛みが出やすくなります。オイルを使って滑らせる形にすると、同じ動きでも痛みになりにくくなります。
03布を挟む
下着やタオルの上から触れると、刺激が一段弱まります。慣れてから外すという段階を踏むこともできます。下着を着けたまま受けることは、体験でも指定できます。
04動きを止める
動かし続けるより、置いたまま止めるほうが刺激は小さくなります。くすぐったさは動きに反応して出るため、止めるだけで消えることがあります。
下着がこすれて痛い場合
日常生活で下着が当たって痛む場合は、感度の問題ではなく皮膚や乳腺の側の問題であることがあります。乾燥してひび割れている、湿疹が出ている、生理前で張っている、といった原因が考えられます。乾燥であれば保湿で改善することがありますが、赤み、ただれ、分泌物、しこりを伴う場合は乳腺の診療科でご相談ください。
体験の前にこうした症状がある場合は、施術より先に受診をお願いしています。この施術は医療行為ではなく、症状を改善するものではありません。
強すぎるときに言えばよいこと
強すぎると感じたときに、それを伝えるまでに時間がかかるほど、その日の感覚が痛みに固定されていきます。短い言い方を先に決めておくと、考えずに口に出せます。
| 強い | 「もう少し弱くしてください」 |
|---|---|
| くすぐったい | 「動かさずに置いたままにしてください」 |
| 先端が痛い | 「乳輪の外側だけにしてください」 |
| もう無理 | 「ここで止めます」 |
体験では、これらを始まる前に決めてから進めます。伝え方の例は希望とNG・途中中止に、当日の順番は当日の流れにまとめています。
敏感すぎることについてのよくある質問
敏感すぎるのを鈍くすることはできますか?
神経の分布そのものは変えられません。届く刺激の量を減らす方向(面を広く、摩擦を減らす、布を挟む、動きを止める)で調整します。
下着が当たるだけで痛いのですが。
乾燥、湿疹、生理前の張りなどが原因のことがあります。赤み・ただれ・分泌物・しこりを伴う場合は乳腺の診療科でご相談ください。
くすぐったくて力が入ってしまいます。
動きに反応して出る感覚なので、手を止めて置いたままにすると消えることがあります。体験では最初からそう指定できます。
下着を着けたまま受けられますか?
できます。布を挟むと刺激が一段弱まります。慣れてから外すという進め方もできますし、着けたままで終えても構いません。